誰かの中にしか自分がいない
何年ぶり?何十年ぶり?とも言えるような同級生とランチをした。
私は、久しぶりに会う、とかそういう事にそこまでの興味がない。
だが、何かの拍子で、古い友達と会った時に、
あまりにも自分は、昔の自分のことを覚えていない、ということがわかった。
そして、私以外の誰かは、私のことを覚えていてくれた。
今みたいにビデオなんかない時代だから、
もう誰かの記憶の中にしか、昔の自分がいない。
自分がどんな子供だったのか。
忙しいと言い訳し、実のところは何を話したらいいかとか考えるのが面倒という、
そういう不精なところを変えてみようと思ったりする出来事。