だからダメなんだよが、ダメなの。
怒りの奥には願いがある
というのは、わかる人にはわかる。
でも、そこに寄り添ったり、対話したりする仕事があるくらいだ。
技術がいるし、覚悟も必要。
だから、通常は怒りは怒りとして人に伝わる。
文句は文句、愚痴は愚痴。
どんなにその奥に願いがあろうとも、
それは目の前の人に、そのまま怒りや文句として受け取られるのが日常。
で、たぶん、そのままだと、その願いは、叶わない。
誰かが一緒になって怒るか、愚痴るのみ。
万年野党になり、変えられなくなる。
自分が変えられる事にどんどん気づかなくなって、虚しくなるし、怒りが増してゆく。
一方、願いや信念を発表するが、相手を批判して認めない人もいる。
「多様性のある社会を!」と口にするが、
行政や、国の事を「だからダメ」と口にする。
裏で何やってるかわからない、と常に疑いの目を向けている。
確かにそれが事実だったとしても、
とても排他的だなあと私は思ってしまう。
…そして、私は「だからダメなんだよ」と、
その人とまた同じ事を思ってしまう。
あーあ…。
変えたい何かがある時、
伝えたい事がある時は、
心を込めて、優しい気持ちで言うようにする。
そこから始めようと少しづつでも頑張る。
怒ってばかりじゃ伝わらない